ジェームズ・ナカシマ

米国の総合格闘技団体・レガシー・ファイティング・アライアンス（LFA）ウェルター級チャンピオンのジェームズ・ ナカシマは、７歳の時にレスリングを始めた。当初父親に護身術のクラスに連れて行かれたが、それを契機に格闘技への情熱に目覚めた。ネブラスカ大学でレスリングに励んでいたが、他の競技にも興味を持ち始め、総合格闘技のキャリアにつながった。

卒業後、より高度なトレーニングを求めてアリゾナへ。現在も拠点とする有名ジムの「MMA Lab」に移る。ボクシング、ムエタイやアマチュアの総合格闘技などの大会に出場を始め、2015年に総合格闘技でプロデビューした。

卓越したコントロールを有する力強いレスラーだが、ブラジリアン柔術を通じて学んだサブミッションの技術も併せ持っている。これらの技術を生かし、ナカシマは９勝０敗の戦績を築き、LFAウェルター級チャンピオンに輝いた。2018年11月の「ONE: CONQUEST OF CHAMPIONS」でONEチャンピオンシップにデビュー。