“Doxz”イシ・フィティケフ

イシ・フィティケフは、ONEチャンピオンシップにおいて唯一のトンガ代表として戦うファイターだ。
ニュージーランドの南オークランド、マンゲレ地区でトンガ系の家庭に生まれ育った。

14歳のときにオーストラリア・シドニーへ移住し、その後ナショナルラグビーリーグ（NRL）のクロヌラ＝サザランド・シャークスでプレーするまでに成長した。

ラグビー選手としての地位を築いたのち、武術の世界へと歩みを進める。
フィティケフはブラジリアン柔術からキャリアをスタートし、次第にボクシング、キックボクシング、そして総合格闘技へと競技を広げていった。

24歳でMMAを本格的に追求することを決意し、プロ戦績7勝0敗のままONEチャンピオンシップへ参戦。
現在は3人の子どもの父として、ブラジリアン柔術茶帯の技術と強い責任感を胸に、家族と故郷トンガのために戦い続けている。

情熱と献身に突き動かされながら、フィティケフはトンガを代表する偉大なファイターとして、ONEの舞台に確かな足跡を刻もうとしている。