アドリアーノ・モラエス
元ONEフライ級MMA世界王者アドリアーノ・モラエスは、逆境を乗り越えて頂点に立ったファイターである。
ブラジルで生まれた直後に捨てられ、孤児院で育ったモラエスの人生は、彼を引き取りシングルマザーとして育ててくれた養母との出会いによって大きく変わった。その存在が、彼に人生で成功するための機会を与えた。以降、彼は養母に誇りをもたらすことを自身の原動力としている。
7歳のとき、母の勧めで柔道を始めたことが格闘技人生の出発点となった。その後、ブラジルの伝統武術カポエイラにも取り組む。しかし思春期に悪い仲間と関わるようになり、身を守るためにブラジリアン柔術を始めたことが転機となる。BJJは彼の内に情熱を燃え上がらせ、生来の才能を発揮。数々のグラップリング大会で名を上げ、黒帯を取得した。
2011年、総合格闘技に挑戦。南米で9連勝を記録し、地域王座を獲得するなど一気に頭角を現した。
その勢いはONE Championshipでも続き、5連勝を飾って初代ONEフライ級MMA世界王座を獲得し、防衛にも成功した。
2015年末、カイラット・アクメトフにスプリット判定で惜敗し王座を失うが、その後連勝を重ねて王座を奪還。2018年には長年のライバル、ジェヘ・ユースタキオに王座を譲るも、激闘の三部作の中で再びユースタキオを下し、ONEフライ級世界王者として返り咲いた。
その後、MMA史上最高の一人と称されるデメトリアス・ジョンソンと3度対戦。初戦では、飛び膝蹴りで“マイティ・マウス”を衝撃KOし、他の誰も成し得なかった偉業を達成した。
続く2戦ではジョンソンに敗れ、最終的に王座も失ったが、モラエスは依然として同階級の中心選手であり、再びベルトを掴むまであと一歩の位置にいる存在である。
ONEチャンピオンシップでの戦績
大会別結果
| 結果 | Sport | — | ラウンド | — | 対戦相手 | 対戦相手とイベント | 国 | 日付 | 大会 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
LOSS
総合格闘技
TKO
TKO
1R (3:39)
|
総合格闘技 |
TKO
1R (3:39)
|
1R (3:39) |
|
若松佑弥日本
|
日本 |
ONE 172: 武尊 VS ロッタン |
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|
WIN
総合格闘技
サブミッション
サブミッション
2R (4:14)
|
総合格闘技 |
サブミッション
2R (4:14)
|
2R (4:14) |
|
ダニー・キンガッドフィリピン
|
フィリピン |
ONE 169: Malykhin vs. Reug Reug |
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|
LOSS
総合格闘技
ユナニマス判定
ユナニマス判定
5R (5:00)
|
総合格闘技 |
ユナニマス判定
5R (5:00)
|
5R (5:00) |
|
デメトリアス・ジョンソン米国
|
米国 |
ONE Fight Night 10: Johnson vs. Moraes III |
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LOSS
総合格闘技
ノックアウト
KO
4R (3:50)
|
総合格闘技 |
ノックアウト
4R (3:50)
|
4R (3:50) |
|
デメトリアス・ジョンソン米国
|
米国 |
ONE FIGHT NIGHT 1: MORAES VS. JOHNSON II |
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|
WIN
総合格闘技
サブミッション
サブミッション
3R (3:58)
|
総合格闘技 |
サブミッション
3R (3:58)
|
3R (3:58) |
|
若松佑弥日本
|
日本 |
ONE X |
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|
WIN
総合格闘技
ノックアウト
KO
2R (2:24)
|
総合格闘技 |
ノックアウト
2R (2:24)
|
2R (2:24) |
|
デメトリアス・ジョンソン米国
|
米国 |
ONE on TNT I |
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概要
勝利 - 8
敗戦 - 5
1
ノックアウト
KO
1
0
TKO
TKO
1
4
サブミッション
サブミッション
0
3
ユナニマス判定
ユナニマス判定
1
0
スプリット判定
スプリット判定
2
フィニッシュ率
フィニッシュ
5
フィニッシュ率
63%
勝利
8
合計試合数
13
試合時間
平均試合時間
09分 : 12秒
合計試合時間
1時間 : 59分 : 43秒