【7/15大会】ONE Fight Night 12のメイン、スーパーレックvs. カリロフに

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7月15日(土)にタイ・バンコクの“ムエタイの聖地”ルンピニー・スタジアムで行われる「ONE Fight Night 12」の新しいメインイベントが発表された。

ONEフライ級キックボクシング世界チャンピオンのスーパーレック・キアトモー9(タイ、27)が、2競技王者へのステップとしてフライ級ムエタイマッチに出場し、タギール・カリロフ(ロシア、30)と対戦する。

当初はONEライトヘビー級キックボクシング世界チャンピオンのローマン・クリークリャ(ウクライナ)が防衛戦を行う予定だったが、挑戦者のフランシェスコ・エクシェジャ(アルバニア)が負傷のため出場を辞退。同大会のラインナップから試合が外された。

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スーパーレックはフライ級ムエタイの1位コンテンダーでもあり、今年はめざましい活躍を見せてきた。

1月には空位となっていたONEフライ級キックボクシング世界王座をダニエル・プエルタス(スペイン)と争い、ユナニマス判定で勝利。新王者となり、2023年のスタートを切った。さらに、3月にはダニエル・ウィリアムス(オーストラリア / タイ)をノックアウトし、初防衛を果たしている。

さらに6月には、久々にムエタイマッチに出場。2階級WBCムエタイ世界王者ナビル・アナン(アルジェリア)に強力なボディーショットを食らわせ、第1ラウンドでフィニッシュした。

スーパーレックは「ONE Fight Night 12」で、2023年4連勝とキャリア通算135勝目、さらにはムエタイのタイトル挑戦に向け飛躍を狙う。

だが一方、同胞のタイ選手にONEチャンピオンシップの全タイトルを保持してほしいと希望しているため、友人であるONEフライ級ムエタイ世界チャンピオンのロッタン・ジットムアンノン(タイ)に挑戦するつもりはない。

このため、スーパーレックは階級を上げ、かつてのライバルであるONEバンタム級ムエタイ世界チャンピオンの”ジョナサン・ハガティー(英国)に挑戦するつもりだ。

しかし、「ONE Fight Night 12」で対するは、最近“タイ選手キラー”という評判を高めているカリロフ。

カリロフは過去数ヶ月で、タイで知られた2人のムエタイ戦士、チョーファー・トー・センティアンノーイブラック・パンサーをいずれも第1ラウンドでノックアウトしている。

今回の試合は対タイ選手3連勝のチャンス。さらに、スーパーレックに勝てば、キャリア最大の勝利となる。

カリロフは当初、「ONE Fight Night 12」でエリアス・マムーディ(アルジェリア)と対戦予定だった。マムーディの新たな対戦相手は今後発表される。

「ONE Fight Night 12」に関する最新ニュースは今後もONE公式ホームページでお知らせする。

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