【6/3大会】ONE 158、ブルックスがストロー級王者パシオに挑戦

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ジャレッド・ブルックス(米国)は、ついに悲願を叶えるチャンスを得た。

6月3日(金)にシンガポール・インドア・スタジアムから生中継される「ONE 158」のメインイベントで、ONEストロー級世界チャンピオンのジョシュア・パシオ(フィリピン)に挑戦することになった。

ブルックスは米インディアナ州出身の29歳。昨年11月のONEチャンピオンシップデビュー戦で、パシオのチームメイトである「チームラカイ」のリト・アディワン(フィリピン)を下し、ストロー級の頂点に君臨するパシオに対戦を呼びかけるようになった。

1月には3位コンテンダーの箕輪ひろばを圧倒し、先月は1位のボカン・マスンヤネ(南アフリカ)を第1ラウンドで締め落とした。

マスンヤネ戦での勝利により、ブルックスは戦績を19勝2敗(1無効試合)とし、1位コンテンダーに。パシオの有するONEストロー級世界タイトルに挑戦する権利を手にした。

この試合後、ONEチャンピオンシップで解説を務めるミッチ・チルソンとのインタビューではこう話している。

「ジョシュア・パシオ、やろうぜ。そのベルトを米国に持ち帰ってやる。約束だ」

パシオ、王者の威厳「思い知らせる」

ブルックスは、ストロー級の一級のアスリートを猛スピードで一掃しつつあるが、パシオだって負けてはいない。

26歳のパシオはONEストロー級世界チャンピオンに5度なっており、戦績20勝3敗、フィニッシュ率は85%。

直近では、ラバーマッチとなった世界タイトルマッチで、旧知のライバルの猿田洋祐を第1ラウンドでノックアウトし、防衛に成功。

この勝利で4連勝としたパシオは以来、次なる挑戦者を今かと待ちわびていた。

そこで浮上したのがブルックスだ。ブルックスは1月の箕輪戦の後では「パパがやって来たぞ! ジョシュア・パシオ。首を洗って待ってろよ」と、挑発していた。

パシオはこのコメントはもちろん、すべてのブルックスの挑戦的な発言を忘れていない。最近では、こう簡潔に返答をしている。

「ブルックス、誰が地上最強のストロー級選手か、そして誰が本当のパパか思い知らせてやる。何度も対戦を呼びかけていたのは知っているさ。心配するな、すぐに会おうぜ」

6月3日の「ONE 158」に関する最新情報は、今後もONE公式ホームページでお届けする。

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