【2/25大会】三浦彩佳、ダニエル・ケリーとサブミッション・グラップリングマッチで対決

DanielleKelly AyakaMiura 1200X800

ブラジリアン柔術のエリート選手、ダニエル・ケリー(米国、27)が、ONEチャンピオンシップのケージ「サークル」での3戦目となる試合で、柔道のスペシャリストを相手にすることになった。

2023年2月25日(土)の「ONE Fight Night 7: Lineker vs. Andrade II」で、元MMA世界タイトル挑戦者の三浦彩佳(32)との10分間のサブミッション・グラップリングマッチに臨む。

このグラウンドのスペシャリスト同士の一戦は、北米のゴールデンタイムでも生中継される。

今回の試合で、ONEチャンピオンシップで2戦無敗のケリーは、3戦連続となる5万米ドル(約660万円)のパフォーマンス・ボーナスの獲得を目指す。

ブラジリアン柔術黒帯のケリーは、今年3月の「ONE X」で、ONE史上初の女子サブミッション・グラップリングマッチに出場。11月の「ONE Fight Night 4」では、サンボ世界チャンピオンのマリア・モルチャノバ(ロシア)と対戦。2分強でリアネイキッドチョークでフィニッシュを決めた。

対する三浦は、ケリーの無敗ストップを目指す。

世界クラスのテイクダウンと、トップポジションでの圧倒的な強さを誇る三浦は、MMAで最も危険なグラップラーとしての地位を築き上げている。

「サークル」の全4勝はサブミッションによるもので、得意技はスカーフホールドアメリカーナ、通称「あやかロック」だ。

この試合は、興味深いグラップリングのスタイル対決になるだろう。

ケリーは真のサブミッションのスペシャリストで、どのような体勢にあっても脅威となり得る。得意のガードからレッグロックで攻めることもできるし、バックを奪えばチョークを狙うこともできる。

三浦は、比較的シンプルではあるものの、非常に効果的なアプローチを仕掛ける。いったんテイクダウンを決めれば、パスガード、強力なトッププレッシャーで相手を圧倒し、トレードマークのアメリカーナを決める。

両者の強みを生かしたサブミッション・グラップリング・バトルは、ファンにとって非常に興味深いものとなるだろう。

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