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★インタビュー特集:日本選手の2019/2020⑤—久米鷹介

ONEチャンピオンシップの日本人アスリートに2019年を振り返ってもらい、2020年の抱負を聞く企画「ONE日本選手の2019/2020」。第1~5回は、10月に東京・両国国技館で開催された「ONE: CENTURY 世紀」の夜の部ONE: CENTURY PART IIで行われた修斗・パンクラスの世界王者対決に出場したアスリートのインタビューをお届けする。

第5回は、ライト級キング・オブ・パンクラシストとして参戦した久米鷹介だ。

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久米は、修斗世界ライト級王者の松本光史を相手に、ユナニマス判定勝ちを収めた。一進一退の攻防となった両国大会を振り返り、2020年の目標はもちろん、とっておきの息抜き方法についても語ってもらった。
ONEチャンピオンシップ:両国大会が終わった後「修斗王者の松本選手も素晴らしい選手でした」とインスタグラムで投稿していた。

久米鷹介:松本選手はもともと実力があると思っていた。想像通り苦しい試合だった。

ONE:第1、3ラウンドは優勢のように見えた。

久米:第1ラウンドは「決めきれるかな」というチャンスもあったと思うが、しのがれてしまった。松本選手のチャンピオンとしてのうまさを感じた。

ONE:松本選手とは雑誌の企画で合同練習をしたことがあったと聞いた。

久米:5、6年前に機会があり、その際に強さを体感していた。

ONE:両国大会前は、他メディアでONEの水抜き減量禁止ルールへの不安を漏らしていた。

久米:(水抜き減量をしていた)今までは苦しい時などもあったが、今回は食事を取りながら体重を調整できた。コンディション的にはいい状態で臨めたと思う。

ONE:両国大会では、他のONEの選手に会う機会はあったか?

久米:ファンイベントでは、デメトリアス・ジョンソン選手にお願いして写真撮ってもらった。UFCで戦っている時からずっと見ていたトップの選手だったので、思わず写真をお願いした。

ONE:ONEの試合を見たことはあったか?

久米:興味のある試合はチェックしていた。日本人選手の試合や、同じライト級選手の試合。デメトリアス・ジョンソンや、エディ・アルバレスなど、トップ選手の試合はチェックしていた。

ONE:新年は目標を立てるか?

久米:あまり立てない。健康に過ごすことくらい(笑)

ONE:来年はどのような試合をしたいか?

久米:どんな舞台で試合をするにしても、集大成になっていく。どんどん強い相手に挑んで、どこまでいけるか、挑戦し続けたい。

年齢的なものはあるので、この先そこまでずっとはできない。一戦一戦、その試合に向けて、しっかり全力で日々過ごす。特に応援してくれている人たちに感謝の思いを込めて、エネルギーを与えられるような試合をしていきたい。

ONE:ソーシャルメディアでは、地元の愛知県の支援者やファンへの感謝の言葉を度々発信している。

久米:自分は名古屋で育ててもらって、強い先輩方にお世話になっている。東京で試合をするときも、地元の(愛知県)東海市から東京まで応援に来てくれるので、力をもらっている。

ONE:格闘技以外で挑戦してみたいことは?

久米:マラソンはいつか完走してみたいが2020年は(無理だろう)。山にも登ってみたい。自然に触れることが好きだ。

ONE:息抜きに自然に触れ合ったりするのか?

久米:息抜きは、試合が終わったら温泉旅行をするなどだ。読書も好きだ。本を読んでいる間は、その世界に没頭できるので、リフレッシュにいい。東野圭吾さんや、誉田哲也さんらの作品が好きだ。

ONE:厳しいトレーニングの間には、息抜きが大切か?

久米:格闘技を楽しくやれているので、それほど苦にはなっていない。好きなことをやって応援してもらっているから、それをプレッシャーに感じるよりもありがたいと感じたい。

試合前の追い込みの期間などには、試合のことばかり考えてしまうので、リフレッシュのためにあえて他のことを考えてみようか、という感じだ。

ONE:年末年始の予定は?

久米:31日くらいはゆっくりすることもあるが、例年は練習をする。

ONE:家でのんびりすることはないのか?

久米:毎年あまり正月を意識せずに過ごしている。普段からやりたいことをやりながら過ごしているから、そこまで(休みとして)特別感がないのかもしれない。むしろ、試合後の方がお正月のような気分に近いかもしれない。