【8/2 ONE Fight Night 34】メインはライト級ムエタイ王者アーセルがV3戦、竹内龍吾が2戦目に臨む=前日計量&ハイドレーションに注目!
ONEチャンピオンシップは8月2日にタイ・バンコクのルンピニースタジアムにて「ONE Fight Night 34」を開催。ムエタイとMMAの9試合が行われるが、その前に実施される計量とハイドレーションにも注目だ。
以下、ONE Championship公式YouTubeチャンネルの「ONE Fight Night 34: Eersel vs. Jarvis | Weigh-Ins & Hydration Tests」で視聴できる。
メインイベントではライト級ムエタイタイトルマッチにて、王者のレギン・アーセル(スリナム/オランダ)が挑戦者のジョージ・ジャービス(英国)と対戦する。
アーセルは2022年10月にシンサムット・クリンミーを撃破し、ONEライト級ムエタイ初代世界王者となり、その後2度の防衛に成功し、今回は3度目の防衛戦となる。
アーセルはムエタイとキックのベルトを持っていたが、今年4月のキックの防衛戦でアレクシ・ニコラに勝利したものの、前日計量で失敗したため、王座は剥奪されていた。
しかし今回の挑戦者は、獰猛な攻撃力を持つジャービス。WBCムエタイ世界王者の肩書を持つ英国ムエタイ界のトップ選手だ。
ジャービスは2023年9月の「ONE Friday Fights 35」でONEデビュー。チャンナッジョン・PK・センチャイにスプリット判定で敗れたが、その後は4連勝。本戦契約を獲得し、一気にタイトル挑戦まで駆け上がった。
コーメインはライト級ムエタイで、ルンラーウィー・シッソンピーノン(タイ)とユセフ・アスイック(デンマーク/モロッコ)が激突。勝者はタイトル挑戦権を手にする可能性がある注目の一戦だ。
タイトルコンテンダー争いをジャービスと繰り広げたルンラーウィーと元2階級ISKA世界チャンピオン、元WMCムエタイ世界チャンピオンの肩書を持つアスイックとの戦いは、タイトル戦前に行われることから、激戦になるのは必至だ。
その他はMMAのビッグマッチに注目。世界トップのグラップラー、ゲイリー・トノン(米国)が復帰し、シャミル・ガサノフ(ロシア)と再戦。両者は2023年7月に対戦し、トノンがニーバーで一本勝ちしたが、ガサノフはその敗戦以降に4連勝と波に乗っている。
MMAヘビー級では、竹内龍吾がONE2戦目で、韓国のカン・ジウォンに挑む。ベン・タイナンvs.キリル・グリシェンコにも注目だ。
Full Card For ONE Fight Night 34
- (c) Regian Eersel vs. George Jarvis (ONE Lightweight Muay Thai World Championship)
- Rungrawee Sitsongpeenong vs. Youssef Assouik (Muay Thai – lightweight)
- Garry Tonon vs. Shamil Gasanov II (MMA – featherweight)
- Ben Tynan vs. Kirill Grishenko (MMA – heavyweight)
- Anna “Supergirl” Jaroonsak vs. Teodora Kirilova (Muay Thai – atomweight)
- Jeremy Pacatiw vs. Elbek Alyshov (MMA – bantamweight)
- Kang Ji Won vs. Ryugo Takeuchi (MMA – heavyweight)
- Suakim Sor Jor Tongprajin vs. Zafer Sayik (Muay Thai – bantamweight)
- Ellis Badr Barboza vs. Shamil Adukhov (Muay Thai – strawweight)