【12/3大会】ONE Fight Night 5、タイ・ルオトロvs.マラット・ガフロフを追加

Garry Tonon Tye Ruotolo ONE157 1920X1280 34

ONEライト級サブミッション・グラップリング世界チャンピオンのケイド・ルオトロ(米国)が初の防衛戦に臨む12月3日(土)の「ONE Fight Night 5」 で、ルオトロ兄弟の両方がそろうことになった。

19歳の双子の片割れタイ・ルオトロ(米国)は、元ONEフェザー級世界チャンピオンで、長年MMAで活躍してきたマラット・ガフロフ(ロシア)と180ポンド(81.64キロ)キャッチウェイトのサブミッション・グラップリングマッチで対決する。

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アンドレ・ガウヴァオン(ブラジル)の弟子でブラジリアン柔術黒帯のタイは今年5月、ONEチャンピオンシップで華々しいデビューを遂げた。

ONE 157」ではMMAフェザー級2位コンテンダーで、EBIグラップリングで5度チャンピオンになったゲイリー・トノン(米国)と対戦。わずか97秒で、得意のダースチョークで勝利した。

これは当時、ONEのサブミッション・グラップリング史上最速勝利であり、ONEチャンピオンシップのチャトリ・シットヨートン会長兼グループCEOから5万米ドル(約700万円)のパフォーマンス・ボーナスも受け取った

「ONE Fight Night 5」では、タイはONEでの2連続となる勝利とパフォーマンス・ボーナス獲得を狙う。だが、今回の対戦相手は前回とはまったく違ったグラップラーだ。

ガフロフは、暫定王者時代から数えて3度ONEフェザー級世界タイトルの防衛を決めており、プロMMAでの勝ち星19のうち63%は一本勝ちによるもの。ONEでの最初の6試合は、すべてリアネイキッドチョークで勝っている。

グラップラーとしても有名で、ブラジリアン柔術は黒帯。グラップリングとパンクラチオンでFILAの世界タイトルを獲得し、ロシアのADCCで金メダルに輝き、ダゲスタンのブラジリアン柔術のチャンピオンでもある。

ガフロフはONEで2度目となるサブミッション・グラップリングマッチで青木真也と対戦したことも。 2018年1月の「ONE: KINGS OF COURAGE」では約12分半の戦いの末、自身のトレードマークであるリアネイキッドチョークで青木に一本負けを喫した。

現在38歳となったガフロフは、19歳のタイに勝利すれば、王者ケイドとの世界タイトルマッチのチャンスにつながる可能性もある。

「ONE Fight Night 5」についての最新情報は、今後もONE公式ホームページでお届けする。

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