【2/14 ONE Fight Night 40】シャドウ、ニコ・カリロとの暫定世界王座戦に「覚悟が私をこのステージに連れてきた」
シャドウ・シンハ・マウインにとって、ONEチャンピオンシップでの世界タイトル挑戦は勢いだけで訪れたわけではない。世界最大の舞台ONE参戦後、順風満帆なスタートではなかったが、着実な前進を通じて実現した。その旅が今、タイ人スタンドアウトをキャリア最大の試合へと導いている。
2月14日にタイ・ルンピニー・スタジアムで開催される「ONE Fight Night 40」のONE暫定フェザー級ムエタイ世界王座決定戦で、シャドウはスコットランドのパワーハウス、ニコ・カリロと対戦する。
この暫定王座戦は、現王者のタワンチャイ・PKセンチャイが負傷による長期欠場により実現。この階級で最も危険なフィニッシャー2人が激突することになった。
「この試合が暫定世界王座決定戦になると知った時、凄く興奮しました。こんな大きな試合ができるとは思っていませんでした。暫定とはいえ、多くの人にとって素晴らしいことです」
「タワンチャイが怪我をして、この暫定戦の機会が私に来ました。タワンチャイが早く回復することを願っています。彼はこの階級で私にとって最高のファイターです」
元ラジャダムナン・スタジアム世界王者のシャドウは、期待を持ってONEチャンピオンシップに参戦したが、そのデビュー戦で敗北。早くも挫折を味わった。
しかし2戦目から勢いをつけていった。エリック・ヘアー、ONE世界タイトル挑戦の経験を持つジミー・ビエノ、モハマド・シアサラニ、そしてムエタイとキックボクシングで7度の世界王者に輝いたシッティチャイ・シッソンピーノンを倒した。そして、この連勝により本戦契約を獲得したのだ。
最初の米国プライムタイム出場は偶発的なアイポークによるノーコンテストに終わったが、シャドウはWBCムエタイ世界王者バムパラ・クヤテをスピニングバックフィストでKOして力強く復活した。
シャドウはカリロの印象を語る。
「ニコの強みは身体的な強さ、大きな体格、そして非常に強力な拳とエルボーです。ファイターとして、彼は本当にスキルがあり、ほぼすべての相手をKOしているので100パーセントのフィニッシュ率を持っています」
「私の見方では、ニコは一撃で相手を倒すファイターです。でも私は自分のムエタイの武器を使って彼に対応すると思います」
スコットランドの破壊者はそのKOパワーで恐れられており、ONE6勝はすべてフィニッシュだ。しかし、シャドウはカリロの弱点を探すのではなく、戦いの傾向を理解することが勝利の鍵になると信じている。
「誰もが私が見ているものを見ています。ニコがノンオー(ハマ)に蹴られた時、ある動きの傾向を見せました。以前もルーク・リッシに脚を蹴られて、同じようなを傾向見せました。でもこれは彼の弱点ではないかもしれません。相手を誘って殴るために演技しているのかもしれないと思います」
「私はプッシュキックを使うと思います。彼が脚が痛いと演技していたとしても、私は蹴り続けます。私のキックからの痛みが偽物か本物か見てみます」
シャドウ、ONE王座戦をキャリア最高の瞬間と考える
シャドウ・シンハ・マウインは「ONE Fight Night 40」でのニコ・カリロとの暫定世界王座決定戦をこれまでのONEでの戦いの集大成と考えている。
「ONEに足を踏み入れた日を振り返ると、初戦で負けました。どの相手も簡単ではありませんでした。私をこのステージに連れてきたのは、おそらく私の覚悟だと思います」
「今ここにいる以上、後戻りはできません。前に進み続けるしかないんです」
シャドウはカリロのパワーとフィニッシュ能力を認めながらも、オープンフィンガーグローブでのムエタイは何か起きるかわからない不確定要素がある戦いになると考える。
「彼は本当にタフなので、私が少しアンダードッグだと感じられているのは事実かもしれません。でもムエタイでは何でも起こり得ます。」
「私にとって世界王者になることがどれほど素晴らしいことか。それは人生で最高のことになるでしょう。王者になることは、このキャリアで成功したことを証明する証明書のようなものです」