【10/2 The Inner Circle 33】アーセルが逆転KO勝ちでV4!ダウン応酬、ジャービスとの死闘を制す
10月2日にタイ・バンコクのルンピニースタジアムで開催された「The Inner Circle 33」のONEライト級ムエタイ世界タイトルマッチにて、王者レギン・アーセル(スリナム)が挑戦者ジョージ・ジャービス(英国)に4ラウンド1分39秒でKO勝ちし、王座防衛に成功した。
注目の再戦、アーセルは序盤にダウンを喫する危機を乗り越えての防衛となった。
前回、わずか84秒でKO負けを喫したジャービスは、ガードを固め、フェイントを織り交ぜながら攻撃の起点を隠す戦い方で臨んだ。
一方、試合前に「結果は初戦と同じになる」と宣言していたアーセルは、鋭いワン・ツーで応戦し、飛び膝蹴りを繰り出す。
だがジャービスは、カットを負いながらも冷静にチャンスをうかがうと、1Rにこめかみへ強烈な左フックを叩き込み、アーセルをキャンバスに沈めた。アーセルは立ち上がったが、辛うじてゴングに救われた形だ。
2R、アーセルがローキックで下から削る戦い。ジャービスはパンチの強打で前に出る。しかし打ち合いの中、ジャービスのガードが下がったところに、アーセルが左フックを顎へ合わせてダウンを奪い、試合を五分に戻した。
3Rに入ってもお互いに一歩も引かない展開。アーセルはジャブを軸に連打を重ね、ジャービスも上下への重いフックで反撃した。しかし次第にアーセルが、腫れ上がったジャービスの右目へ鋭いストレートを集め始め、ダメージの差が広がっていった。

4R、ジャービスは得意の左クロスで先手を取り、アーセルはハイキックを浴びせる。そこでジャービスにわずかな疲れが見えると、アーセルは蹴りをやめて右目への攻撃に戻り、再び左フックをクリーンヒット!ジャービスが2度目のダウンを喫して右目を押さえたところで、レフェリーが試合をストップした。
この勝利で、アーセルはONEライト級ムエタイ世界王座の防衛回数を4に伸ばし、通算戦績は66勝5敗となった。ムエタイとキックボクシングの2競技で通算12度の世界王者となり、ONE史上最も成功した王者となっている。
