【11/8 ONE Fight Night 37】内藤大樹が電撃参戦!ナックロップとムエタイルールで激突、アディワンが再起戦
ONEチャンピオンシップは11月8日にタイ首都のルンピニースタジアムにて「ONE Fight Night 37」を開催。フライ級ムエタイマッチで、内藤大樹(BELLWOOD FIGHT TEAM)がナックロップ・フェアテックス(タイ)と対戦する。
また、フィリピンMMA強豪リト・アディワンがフライ級に階級を上げて再起戦に挑む。
ムエタイルールとキックルールの二刀流で活躍する内藤。ONEに参戦する日本人選手では稀な存在だ。
“サイレンとスナイパー”の異名通りの一撃で相手を倒すカウンタや多彩な蹴りでONEでは8勝を上げているが、直近の3試合、キックボクシングルールで2連敗。
しかし前戦となる今年6月の「ONE Fight Night 32」でコロンビアの新鋭ジョハン・エストゥピニャンとムエタイルールで対戦し勝利した。
戦前の下馬評ではエストゥピニャンが有利と言われていたが、内藤は序盤の嵐の様な猛打を耐え抜き、第2Rに左フックでダウンを奪い、快勝。全勝男エストゥピニャンのキャリア無敗記録を27で止めた。
現在フライ級キックボクシング4位の内藤はムエタイ部門でのランキング入りも狙っており、今回のナックロップ戦は良いアピールになるはずだ。
ナックロップはフライ級ムエタイの実力者。タギール・ハリロフ、デッドゥアンレックなどの強豪を撃破するなど6勝1敗の戦績でランキング5位に浮上していたが、前戦となる「ONE Fight Night 32」でジャオスアヤイにKO負けし、ランキングからも外れてしまった。
内藤とナックロップにとって負けられない一戦。アグレッシブファイトで相手を飲み込むナックロップを内藤がどう斬って落とすか。
また、フライ級MMAマッチでは、リト・アディワン(フィリピン)がマウロ・マストロマリーニ(アルゼンチン)と激突する。
フィリピン強豪のアディワンは連敗に苦しんだ時期はあったが、2023年のACL手術から回復した後に完全復活。昨年8月の「ONE Friday Fights 34」でエイドリアン・マテイスを1R KOで下すと、ジェレミー・ミアド、ダニエル・ウィリアムズを撃破し、3連勝に。
しかし、今年2月の「ONE Fight Night 28」で山北渓人に判定負け。山北の寝技ノンストップバトルに一歩及ばず、連勝はストップしてしまった。
そのアディワンが今回は階級をアップし、フライ級で再起を狙う。彼の武器である打撃を最大限に活かす考えでの挑戦だ。
対戦相手のマストロマリーニはONE2戦目。今年8月の「ONE Fight Night 34」でのONEデビュー戦はバンタム級でエントリーし、2R TKO負け。今回はアディワンとは逆に階級を下げての再出発となる。
マストロマリーニはONE参戦以前は南米のプロモーションで17勝(8KO・6一本)を飾ってきた。本来の実力を披露出来ぬままにデビュー戦は終わってしまったが、今回のアディワン戦ではどの様な戦いを見せるか。
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