【11/16 ONE 173 日本】与座優貴がスーパーレックと激突、KANAが3競技制覇スタンプと復帰戦!
ONEチャンピオンシップは11月16日に東京・有明アリーナにて「ONE 173」を開催。キックボクシングのビッグマッチを2試合追加した。
バンタム級キックボクシングで、元K-1王者の与座優貴(team VASILEUS)と、現ONEフライ級キックボクシング世界王者のスーパーレック・キアトモー9(タイ)の対戦が決定した。
また、元K-1王者のKANA(Team Aftermath)が女子アトム級キックボクシングでONE3競技制覇者のスタンプ・フェアテックス(タイ)と激突する。
ONE 173のチケットは ePlusで購入可能だ。
現在、パウンド・フォー・パウンド・ストライカーの一人と高い評価を受けるスーパーレック。ONEキックとムエタイの2冠を達成し、数々の強豪を倒してきた。ロッタン・ジットムアンノン、元K-1王者の武尊、ジョナサン・ハガティー、内藤大樹ら、錚々たる面々だ。
驚異の13連勝と無双状態だったが、今年3月の「ONE 172」でその連勝はストップ。ナビル・アナンとのONEバンタム級ムエタイ世界タイトルマッチで軽量に失敗、王座を剥奪されると、試合でも長身のアナンに苦戦し、判定負けした。
その復帰戦の相手に選ばれたのが、連勝の波に乗るteam VASILEUS所属の与座だ。
与座はK-1世界王者の肩書と10連勝の勢いの中、今年5月で待望のONEデビュー。それまで無敗だったロシア強豪のエルブルース・オスマノフに多彩な蹴り技で完勝。続く7月には、前ONEバンタム級キックボクシング世界王者のペッタノンも撃破。ダウンを奪う圧勝で与座の実力が世界タイトルマッチ挑戦に相応しいことを証明した。
ジョナサン・ハガティーが保持するONEバンタム級キックボクシング世界王座への挑戦も期待されたが、11月の日本大会では、チームメイト武尊の仇討ちに決まった。
「ONE 173」では、ONEのムエタイ・キック・MMAを制した女王スタンプが帰還する。スタンプは元々、2024年6月にデニス・サンボアンガを相手に当時保持していたONE女子アトム級MMA世界王座を防衛する予定だった。しかし、トレーニングキャンプで半月板を損傷。長期の戦線離脱を強いられた。
スタンプは今年8月に暫定王者となったザンボアンガと統一戦を行う予定だったが、回復が間に合わず、これも中止に。王座を返上した。
現在、回復は順調で、スタンプはその復帰一発目としてキックルールでの試合を選んだ。
対するKANAは2023年12月のONEデビュー戦でアニッサ・メクセンに判定負け。2戦目でスウェーデン新鋭のモア・カールソンを撃破したが、今年3月の日本大会でONE女子アトム級キックボクシング王者ペッティージャー・ルッカオポーロントンに挑み判定負け。王座獲得に失敗した。
タイトル再挑戦を狙うKANA、復帰戦はスタンプと手強いが一気にスターダムに駆け上がる可能性がある。
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