【11/16 ONE 173 日本大会】強豪スアキム、隻腕ムエタイ戦士ピーコックと激突!
ONEチャンピオンシップは11月16日に東京・有明アリーナにて「ONE 173」を開催。ファン待望のムエタイのビッグマッチを追加した。
バンタム級ムエタイで、スアキム・ソー・ジョー・トンプラジン(タイ)がジェイク・ピーコック(カナダ/英国)と対戦することが決定した。
ピーコックがONE連勝
Road to ONE: Canada優勝者のピーコックは世界最大の格闘技団体に参戦して以来、連勝の波に乗ってこの試合に臨む。
英国生まれのピーコックは身体的な困難をモチベーションに変え、予想を超える活躍を見せている。2024年の「ONE Friday Fights 58」で多彩なテクニックを披露し、新城紘平を撃破。続く2戦目は2月の「ONE 171: Qatar」でベテランの鈴木真治を3R TKO勝利を飾った。
スアキム、本戦契約を獲得し5連勝中
ピーコックの3戦目の相手はタイで最も危険なフィニッシャーの一人であるスアキム・ソー・ジョー・トンプラジン。キャリア200戦以上の戦績を持つルンピニー・スタジアム元3階級制覇王者だ。
現在29歳のスアキムはONE Friday Fightsイベントシリーズで大活躍し、破竹の5連勝中。3月の「ONE Friday Fights 100」でコムアウット・FAグループを2R KOで下し10万ドルの本戦契約を獲得すると、今月初めの「ONE Fight Night 34」に参戦。ザファー・シャイックを判定で下し、米国プライムタイムデビューで眩しい活躍を見せた。
精密さ vs. 近距離破壊力
バンタム級ムエタイ注目の一線の見所は、ピーコックの精密なストライキック技術とスアキムの近距離での破壊的な打撃だ。
ピーコックは世界トップクラスのスアキムを破り、異色のファイターの肩書を越えるか、それともスアキムがピーコックを蹴散らし、タイトル戦線への足がかりとするか。