【10/10 ONE Friday Fights 128】メインでアービンとランボンが激突!ISKAムエタイ世界女王タウンゼンド、山﨑一央、髙岩拓らが参戦
ONEチャンピオンシップは10月10日にタイ・バンコクのルンピニースタジアムにて「ONE Friday Fights 128」を開催。ムエタイ、キックボクシング、MMAの12試合が実施され、メインはムエタイマッチで、スティーブ・アービンとランボンが激突!日本からはキックボクシングマッチで山﨑一央と髙岩拓が参戦する。
メインイベントでは、スティーブン・アーヴィン(スコットランド)がランボン・ソー・テーラパット(タイ)と、130ポンド契約ムエタイマッチで対戦する。
25歳のアーヴィンが格闘技に触れたのは6歳の時で、父親二ジムに連れて行かれたのがきっかけだった。アマ100戦以上の経歴で欧州のジュニアシーンを支配した後、ONEで既に活躍するチームメイトのニコ・カリロを追い、現在ONE Friday Fightsで4連勝を飾っている。
対する28歳のランボンは貧困層生まれで、子供の頃からリングに立ち、その稼いだお金で大学に進学。スポーツ科学の学位を取得した。スリヤンレックとの前戦で連勝記録が7でストップしたが、その勢いは止まらない。家族の生活を支えるため、本戦契約を狙い続ける。
セミメインはシングドントンvs.サニットのタイ人対決。129ポンド契約ムエタイマッチで対戦する。
25歳のシングドントンは、父親、叔父、叔母、兄弟を含む13人の家族全員がムエタイで戦ってきたムエタイエリート。3連勝と波に乗ったが前戦でKO負け。本戦契約を目指し、今回でONE Friday Fights7勝目を狙う。
対す30歳のサニットは9月の前戦で小笠原瑛作を肘攻撃でマットに沈め、2連続KO勝利中だ。5歳の息子と3歳の娘という2人の幼い子供を育てるためにも負けられない。
このほか、女子ムエタイマッチで、ドゥアンダーオノイ(タイ)とキム・タウンゼンド(オーストラリア)が激突する。両者は2016年に別の団体で対戦しており、その際はタウンゼンドがスプリット判定勝利を収めていた。
ドゥアンダーオノイはタイで最も有名なムエタイ一家の出身。彼女は16人兄弟の一人で、全員が少なくとも一度はリングで戦っている。元ONEフライ級ムエタイ世界王者ロッタン・ジットムアンノンとの妻アイダも姉妹だ。
対するタウンゼンドはISKA世界フライ級王座など数々のムエタイ王座を獲得した世界強豪。2018年にはK-1に参戦し、判定負けしたもののKANAと延長まで激闘を繰り広げた。
日本勢は、フライ級キックボクシングに山﨑一央、139ポンド契約 キックボクシングに髙岩拓が出場。共にRISEに参戦する期待の若手、ONEデビュー戦でどのような戦いを見せるか。
ONE Friday Fights 128 カード
- Stephen Irvine vs. Rambong Sor Therapat (Muay Thai – 130 pounds)
- Singdomthong Nokjeanladkrabang vs. Sanit Aekmuangnon (Muay Thai – 129 pounds)
- Komawut FA Group vs. Anar Mammadov (Muay Thai – flyweight)
- Kaokarat Sor Tienpo vs. Ayoub Yassine (Muay Thai – 138 pounds)
- Koko Mor Rattanabundit vs. Wanchainoi Sor Tor Hiewbangsaen (Muay Thai – 118 pounds)
- Theraphon Dangkhaosai vs. Fahsodsai Tor Morsri (Muay Thai – strawweight)
- Duangdawnoi vs. Kim Townsend (Muay Thai – 107 pounds)
- Payakrut Suajantokmuaythai vs. Abdessamie Rhenimi (Muay Thai – strawweight)
- Abdelhamid Talbi vs. Kazuteru Yamazaki (kickboxing – flyweight)
- Evgenii Antonov vs. Suleyman Suleymanov (MMA – featherweight)
- Nawid Ullah Saadi vs. Taku Takaiwa (kickboxing – 139 pounds)
- Vinay Kundu vs. Jason Seddoh (MMA – flyweight)