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【10/25大会】タレントの激突、ルンバン・ガオール対ボズヒナ・アントニア

2019年10月24日

プリシラ・ヘルタティ・ルンバン・ガオール(インドネシア)ボズヒナ・アントニア(ミャンマー)の両者は、10月25日(金)にインドネシア・ジャカルタで開かれる「ONE:DAWN OF VALOR」で対戦する準備を整えた。

この試合は女子アトム級で最もエキサイティングな試合を見せる2人の対決となる。

ルンバン・ガオールにとっては地元でのイベント。この直後に予定されている世界タイトル戦2試合を盛り上げるためにも、見ごたえのある試合で観衆を沸かせるつもりだ。

「自分たちはどちらも才能あふれた選手。だから自分たちにとっては厳しい戦いになるが、ファンにとっては面白い試合になる。観客みんなが身を乗り出して試合を見守るだろう」

ルンバン・ガオールは31歳。前回の試合は今年5月、ノウ・スレイ・ポブ(カンボジア)と3ラウンドの激闘の末にユナニマス判定勝ちを収めていた。

スレイ・ポブはカンボジアの立ち技格闘技クン・クメールの使い手であり、その試合で違いを生み出したのはルンバン・ガオールのグラップリング(組み技)だった。彼女は今回の対戦相手アントニアが打撃中心に攻めてくると想定しているが、立ち技でも勝利への道を見つけることができると見ている。

「アントニアは経験豊富な素晴らしいボクサーだとわかっている。だから彼女のパンチには気を付けないといけない」

「彼女のキャリアは長いが、弱点がキックにあるかもしれないと思う。自分はウーシューをやってきたから、アントニアがキックに行く動きが読める」

ルンバン・ガオールは立ち技で勝負に行くこともできるが、グラウンドゲームを披露したとしても驚くことはない。昨年1月にONE初勝利を挙げて以降、急激に成長を見せてきた分野だからだ。

一方のアントニアは24歳。レスリングの練習を増やして、ルンバン・ガオールのグラップリングに備えてきた。同時に、何が起こっても対応できるようムエタイとボクシングのキレも上げてきた。

ルンバン・ガオールはアントニアに比べ、ONEでの経験は2倍以上あるが、アントニアは正面から立ち向かう準備ができている。



「ルンバン・ガオールは自分より年上だし経験豊富だが、そういうことは関係ない」

「自分にとって大事なのは、彼女を倒すこと。彼女には使命があり、自分にも使命がある。どちらが強いのかリングで観客に示す必要がある。ルンバン・ガオールの強みはスピード、敏捷性、それにフィットネス。でも弱みもあるからプレッシャーをどんどんかけていきたい」

「相手がどんなスーパースターでも、どんなに経験があっても、どんなに優れた格闘家でも関係ない。自分にとって本当に重要なのは、この試合に絶対に勝たなければいけないということ。だから、彼女を倒して見せる」

ルンバン・ガオールにとって有利になるもう1つの要素は、この試合がインドネシアで開かれるということだ。彼女は地元で戦う時はいつも、母国ファンからの熱い声援とサポートを受ける。

これはルンバン・ガオールにとって大きな力になる。

「ジャカルタで試合に臨めるのはとても光栄なこと。ファンと直接会えるし、母国の観客から完璧なサポートを得られるから」

「繰り返しになるが、ジャカルタでの対戦はいつも楽しみ。自分の庭で戦うのはとても気分がいいこと。家族や友人が自分を支え、応援してくれるから、自分の方が気持ちよく試合に臨めるだろう」

「見に来てくれるファンのために、最高のパフォーマンスを発揮したい。ジャカルタの全てのファンに約束できるのは、自分のピークの状態でパフォーマンスできるということ。この試合でいい勝ち方ができれば、アトム級の主力選手の1人と見なしてもらえるだろう」

しかし一方のアントニアは、相手のホームでの開催でも問題ないという。

「そのことについては考えていない。そんなことを考えだしたら、勝利は遠ざかるだろう」

「リングでベストを尽くすこと以外は何も考えないようにしている。試合へのプレッシャーはない」

しかし試合開始のゴングがなり、ルンバン・ガオールの攻撃と対峙した時、アントニアの考えは変わるかもしれない。

もし全てが彼女のプラン通りいくとすれば、フィニッシュを求めて繰り出す一挙手一投足に、ジャカルタのファンが耳をつんざくような歓声で反応することだろう。

「試合の度にいつも、ベストを尽くそうと努力している。早いペースで試合を進めて早い段階でフィニッシュできるよう全力を尽くしたい」

ジャカルタ | 10月25日 (金) | 19時(日本時間) | 中継:ONEチャンピオンシップ公式アプリで生中継(無料)