2025年の“記憶に残る”衝撃の瞬間トップ5!野杁正明がタワンチャイを撃破、ロッタンが武尊にKO勝利

Masaaki Noiri Tawanchai PK Saenchai ONE 172 68 scaled

2025年、ONEチャンピオンシップは一年を通じて大型イベントを次々と開催。世界中のファンに、魅力的なストーリー、スリリングな試合、そして象徴的な大都市での壮大なイベントを届けた。

世界王者たちはその実力を試され、新たな勢力が次々に台頭した。その結果、時を超えて記憶される数々の瞬間が生まれた。一瞬で訪れたものもあれば、何年もかけて築かれたものもある。いずれにせよ、それらは嵐のように到来し、今や格闘技ファンの記憶に焼き付いている。

ONEチャンピオンシップが生んだ2025年のトップ5モーメントを紹介しよう。


#1 野杁正明がタワンチャイを撃破し、日本大会で暫定王座獲得!

ONEフェザー級ムエタイ世界王者タワンチャイは疑いの余地がない絶対的な存在だった。距離、タイミング、リズムのコントロールは、最初の一撃が放たれる前から、世界トップ選手たちを慎重にさせるほどだった。

しかし、その無敵のオーラは3月の「ONE 172」で消え去った。ONEフェザー級キックボクシング暫定世界タイトルマッチで、野杁正明がリングに上がった時だ。

さいたまスーパーアリーナの観衆の前で、野杁は果敢に攻めた。プレッシャーをかけ、機を待ち、チャンスが訪れれば全力で飛び込んだ。

そしてそのチャンスは3ラウンドに訪れた。タイ人サウスポーのステップイン膝蹴りを何発か受けた野杁は、相手が前手を下げることに気づいた。そして3ラウンド開始74秒、タワンチャイが膝蹴りで踏み込みながらそのリードハンドを下げた瞬間、野杁は短い左フックを頭部に叩き込んだ。タワンチャイはマットに崩れ落ちた。

タワンチャイはカウント内に立ち上がったが、まだふらついていた。野杁はロープに追い詰め、距離を詰めると、パンチコンビネーションの嵐を浴びせた。レフェリーのクリス・バッチェルダーが間に入り、試合を止めた。

衝撃的な3ラウンドTKOストップは鮮やかで突然だった。これにより野杁は、正規王者スーパーボンとの統一戦へと突き進むことになった。


#2 バータルフーがアンドラージを破り、バンタム級MMA世界王者に、モンゴル大統領も称賛

すべての世界王座獲得が派手に訪れるわけではない。

バータルフーは、積み重ねによって頂点に到達した。時間をかけて積み上げたパフォーマンス、年月をかけて改善を重ねた。「Road to ONE:モンゴル」優勝者のバータルフーは、一歩一歩その地位を築いた。国内大会を支配した後、世界の舞台ONEへの参戦権を獲得。そして最終的に、この競技で最も恐れられるMMA世界王者の一人、アンドラージへの挑戦権を手にした。

2025年12月初めの「ONE Fight Night 38」のメインイベント。最初の3ラウンドでアンドラージからダメージを受けたバータルフーは、ついにその瞬間を見つけた。4ラウンド、バータルフーはアンドラージに向かって突進。マットに引きずり込むと、リアネイキドチョークでタップを奪い、ONEバンタム級MMA世界タイトルを手にした。

この偉業の大きさはリングを超えて響き渡り、モンゴルのウフナーギーン・フレルスフ大統領が、バータルフーの歴史的な世界王座獲得を公に称賛した。


#3 ロッタン、長年待ち望んだ対決で武尊を秒殺KO!

ロッタン対武尊ほど、感情的かつ歴史的な重みを持つ対戦はない。何年もの期待がこの一戦を国の誇りをかけた審判の場にも変えた。そして「ONE 172」でスーパーファイトがついに実現した時、ロッタンはすべての疑問に一度に答えるのに多くの時間を要しなかった。

トレードマークの強プレッシャーをかけたロッタンは、攻防を強いると決定的に動いた。ロッタンは左フック-右ストレートのコンビネーションで飛び込み、相手を捉えた。そして、2発目の強烈な左フックが武尊の顎に決まり、武尊はマットに沈んだ。僅か80秒でのKO劇。流れが変わる前に、物語が展開される前に、試合は終わった。


この結果は、何年にもわたる議論に決定的な答えを与えた。近代格闘技史上最も期待された打撃戦の一つを、残酷なまでの明確さで決着させたのだ。しかし、その後に武尊は復活勝利。2026年、ロッタンとの再戦が期待されている。


#4 パシオが負傷から復帰、世界タイトル三部作でブルックスをフィニッシュ!


長期離脱は選手を変える。特に重傷後は。パシオが前十字靭帯断裂から復帰し、2月のONE 171:カタール」で当時の暫定王者ブルックスとONEストロー級MMA世界タイトル三部作で対峙した時、疑問は彼のコンディションだけでなく、王者としての姿を取り戻せるかどうかにも向けられていた。


しかし、ルサイル・スポーツアリーナで試合が始まると、その疑念は素早く消えた。パシオは冷静さと明晰さを持って戦ったのだ。1ラウンドはブルックスのノンストップなレスリングに耐えたパシオは2ラウンドで流れを変えた。容赦ないグラウンド&パウンドで勝利を手にし、長年のライバル関係を圧倒的な形で終わらせた。パシオは王座を統一しただけでなく、ストロー級の中心に自分を再び確立した。


#5 リウ・メンヤン、タワンチャイをカーフキックでKO撃破!

12月の「ONE Friday Fights 137」で、リウ・メンヤンがタワンチャイを倒した。この結果は単なる番狂わせではなく、メンヤンを一気にトップ戦線へ押し上げる瞬間となった。

バンコクのルンピニー・スタジアムでのメインイベント。メンヤンは自信に満ちた戦いを見せた。守りに入ることも、様子を見ることもなかった。メンヤンのプレッシャーが攻防を生み、やがてフィニッシュへとつながった。

フェザー級キックボクシング戦で、メンヤンはタワンチャイの鋭い前蹴りを何度も受けた。だが距離を詰めるたびに、狙いは一つ——タワンチャイの右ふくらはぎだった。

4度目の攻撃で、タワンチャイが崩れた。苦痛に顔を歪め、マットに座り込む。誰も予想していなかった男が、無敵に見えた王者をわずか52秒で沈めた。

この勝利で、メンヤンは同級王者スーパーボンへの本物の挑戦者となった。年末、ONEフェザー級キックボクシング世界タイトルの展望は一変していた。

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