【4/22大会】ONE On TNT III を見るべき5つの理由

Nieky Holzken Elliot Compton ONE BIG BANG II 1920X1280 21

これまでに2回行われたイベントシリーズ「ONE on TNT」では、驚きの体験をお届けしてきたが、日本時間4月22日(木)の「ONE on TNT III」でもその勢いは衰えないだろう。

ストライキング界のビッグネームから、記録的なサブミッションのスペシャリストまでが勢揃いする今大会。

そこで行われる総合格闘技とムエタイの試合を見逃せない理由5つをここで紹介する。

#1リネカー王座挑戦へ照準、KO狙う

ジョン・リネカー(ブラジル)は、総合格闘技で最もハードなパウンド・フォー・パウンドのパンチャーとして、北米で注目を集めた。そして今、その驚異的なノックアウトパワーでONEチャンピオンシップの世界タイトルを獲得したいと思っている。

リネカーは14度のKO勝利という記録を引っ提げて「ONE: DAWN OF VALOR」でONEデビュー。見事なパフォーマンスでムイン・ガフロフ(タジキスタン)を判定で敗った。

この11月の「ONE: INSIDE THE MATRIX III」では、元ONEバンタム級世界チャンピオンのケビン・ベリンゴン(フィリピン)と対戦し、通算15度目のKO勝利を挙げたのだった。

この勝利で1位コンテンダーとなったリネカーだが、今回の「ONE on TNT III」でトロイ・ウォーゼン(米国)に勝利すれば、ONEバンタム級世界チャンピオンのビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)と対戦する機会が訪れるかもしれない。

「自分は最も危険なONEバンタム級ファイター。誰も自分を止められない。やる気もあるし、準備もできている。世界タイトルを獲得するまで、誰でもノックアウトする」と、リネカーは語っている

#2 ウォーゼン、再浮上を狙う

強打のリネカーを相手に厳しい戦いを強いられることになるが、ウォーゼンにとってこの対戦は大きなチャンスになることだろう。

12月の「ONE: COLLISION COURSE」では、バンタム級3位コンテンダーのユサップ・サーデュラエフ(ロシア)と接戦の末、初黒星を喫した。だが、強打で知られるリネカーを倒せれば、かつての勢いを取り戻すことができるだろう。

27歳のウォーゼンは、リネカーをてこずらせるであろうグラップリングの才能の持ち主。国際的なスターであるリネカーを倒せれば、バンタム級ランキング入りもありえるかもしれない。



#3 フライ級のトップ同士のバトル

グラップリングの達人のリース・マクラーレン(オーストラリア)と、ノックアウトアーティストの若松佑弥、対照的なファイターが重要なフライ級マッチで激突する。

マクラーレンはバンタム級でフェルナンデスの有するタイトルに挑戦した後、フライ級に転向。以来、長年にわたりフライ級の有力コンテンダーとして活躍してきた。この階級では、最も強力なサブミッション・フィニッシャーの1人であり、アレクシ・トイヴォネン(フィンランド)とグルダーシャン・マンガット(インド/カナダ)を相手に連勝している。

一方の若松は、ONEでの最初の2試合では、2位コンテンダーのダニー・キンガッド(フィリピン)とデメトリアス・ジョンソン(米国)を相手に苦しいスタートを切った。だが、その後元ONEフライ級世界チャンピオンのジェへ・ユスターキオ(フィリピン)をKOするなど3連勝中。

現在、若松とマクラーレンはフライ級ランキングでそれぞれ4位と5位に位置しており、ここで勝てればさらに順位をあげることになるかもしれない。

両者ともに試合を決める力を持っており、勝利を挙げれば現王者のアドリアーノ・モラエス(ブラジル)の有する世界タイトル争いに加わることになるだろう。両者はONEのケージ「サークル」で全力の戦いを見せてくれるに違いない。

#4 ストライキングの伝説同士が対戦!

立ち技界のレジェンド、ニキー・ホルツケン(オランダ)とジョン・ウェイン・パー(オーストラリア)がムエタイのキャッチウェイとマッチで対戦する。

パーは一時的に引退していたが、ONEスーパーシリーズに惹かれ、重要な対戦機会を得たことで、復帰を決意。

そしてホルツケンは、格闘技界で常に尊敬していた人物と戦うチャンスに飛びついた。

ホルツケンのムエタイマッチは珍しいが、そのノックアウトパワーが戦いの鍵になるかもしれない。一方、パーはキックボクシングのスペシャリストであるホルツケンを相手に、多彩な武器を駆使して戦うことになるだろう。

#5 アルバレスの対戦相手は?

元ONEフェザー級世界王者のマラット・ガフロフ(ロシア)は、昨年12月の「ONE: COLLISION COURSE」でローウェン・タイナネス(米国)にキャリア初黒星を与え、ライト級での活躍を予見させた。

ガフロフは、フェザー級で6連続でリアネイキッド・チョークで一本勝ちしたONE記録を有しており、今は新しい階級で世界タイトルを狙っている。

対するオク・レユン(韓国)は、日本でタイトルを獲得して国際的な成功を収めてONEへステップアップを遂げた。一度もサブミッションで負けたことがない強力なストライカーだ。

この試合の勝者は’勝者は正式にライト級ランキング5位となり、日本時間4月29日(木)に生中継される「ONE on TNT IV」でエディ・アルバレス(米国)と対戦する。

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