石黒翔也

静岡県出身のブラジリアン柔術黒帯、サブミッショングラップラー。現在は、日本の柔術界を代表するアカデミー ARTA（アルタ）Brazilian Jiu-Jitsu に所属している。

2018年のワールドプロ柔術選手権で準優勝を果たし、優勝候補と目されながらも決勝直前の負傷により惜しくも棄権。それでも、これまでの実績と揺るぎない情熱によって、日本のグラップリング界で確固たる地位を築いた。2022年には今成正和との対戦でオーバータイムの末に勝利を収め、サブミッショングラップリングでも存在感を示した。

その後も国際舞台で活躍を続け、2025年1月のIBJJFヨーロピアン選手権アダルト黒帯ライトフェザー級で準優勝。続く6月のIBJJF世界選手権（ムンジアル）では3位に入賞した。黒帯メジャー大会での連続入賞は日本人選手として快挙であり、世界のトップグラップラーの一人として名を刻んだ。

ONE Championship参戦後も勢いは衰えず、これまでに 4勝1敗 の戦績を残している。そのうち 2試合でサブミッション勝利とパフォーマンスボーナス（各350,000バーツ）を獲得 し、実力と実績の両面で世界最高峰の舞台における存在感を確立した。

技術と戦略に裏打ちされたスタイルで常に進化を続けており、今後のさらなる活躍が期待されている。