安保“Demolition Man”瑠輝也

“デモリッションマン”の異名を持つ安保瑠輝也は、日本を代表するキックボクサーの一人であり、その攻撃的で華のあるファイトスタイルで多くのファンを魅了してきた。兵庫県姫路市出身。3歳で空手を始め、小学生の頃から国内外の大会で実績を重ね、幼くして格闘技の才能を示した。

高校時代にK-1ファイターへの憧れを抱き、キックボクシングに転向。2012年にプロデビューを果たすと、184cmの長身を生かしたリーチと多彩なコンビネーションを武器に瞬く間に頭角を現した。2019年にはK-1 WORLD GPスーパーライト級王座を獲得し、延長戦の末にゲーオ・ウィラサクレックを破ってチャンピオンとなった。以降も強豪との激戦を重ね、2021年にはウェルター級トーナメントで準優勝を果たすなど、K-1を代表するスターとして活躍した。

その後、新たなステージを求めて活動の場を広げ、国内外で注目を集め続けている。2025年にはONE Championship参戦が決定し、デビュー戦では世界トップストライカーの一人、マラット・グレゴリアンとの対戦が発表された。

リング外ではYouTubeチャンネルを運営し、69.9万人以上のフォロワーを持つ人気クリエイターとしても活動。常に挑戦を恐れず、自らの手で時代を切り拓く姿勢を貫いている。