勝利 - 0
敗戦 - 1
0
ユナニマス判定
ユナニマス判定
1
米倉大貴は、いま世界の舞台で存在感を強めるアジア屈指のグラップラーだ。
徳島県藍住町で生まれ育ち、17歳のときに自宅近くの道場でブラジリアン柔術と出会った。クラスを見学したその日に入門を決め、以来、柔術を中心に人生が動き出した。
高校時代は、学校・アルバイト・練習の生活を続けながら、翌年のヨーロピアン選手権出場を目標に寝技を磨いた。高校卒業後はサラリーマンとして働いたが、柔術で生きる夢を諦めきれず、20歳で上京。練習環境を求めて柔術道場に所属し、清掃スタッフとして働きながら世界レベルの選手たちと汗を流し、その後インストラクターとしてのキャリアも積んでいった。
2021年に黒帯を授与されると、全日本(ノーギ/道着)、UWW世界選手権優勝、IBJJFパンパシフィック(無差別級)優勝、AIGA Global Qualifier優勝など、国内外で数々のタイトルを獲得。2024年にはADCCアジア・オセアニアトライアル準優勝、各地のADCC大会優勝など、国際戦線でも急速に存在感を示している。
米倉の武器は、世界レベルのヒールフックを中心とした足関節技、そして勝利への強烈な執着心だ。
「足関節は自分の一番の強み」と語る通り、多くの試合を脚絡みの攻防で制してきた。
言葉も分からないまま初めて海外へ一人で遠征した経験は、彼の精神的な強さを形成した大きな要因となった。建設業、ホテル清掃、引っ越し業、飲食店など、多くの仕事を経験しながらも、唯一続けてきたのが柔術。その歩みは、努力と覚悟そのものだ。
そして今、米倉は世界最大の舞台ONEチャンピオンシップで、フライ級サブミッション・グラップリングの世界王座を狙う。
| 結果 | Sport | — | ラウンド | — | 対戦相手 | 対戦相手とイベント | 国 | 日付 | 大会 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
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LOSS
サブミッション・グラップリング
ユナニマス判定
ユナニマス判定
1R (10:0)
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サブミッション・グラップリング |
ユナニマス判定
1R (10:0)
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1R (10:0) |
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ジエゴ・ヘイスブラジル
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ブラジル |
ONE Fight Night 38 |
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