アバズベク・ホルミルザエフ
アバズベク “Ninzya” ホルミルザエフは、圧倒的なフィニッシュ率を誇るウズベキスタンのフライ級MMAファイターだ。ONE Friday Fights でその才能を一気に開花させ、世界最大の舞台へと駆け上がってきた。
ダゲスタン系ファイターが多い地域で育ちながら、ホルミルザエフは幼い頃から格闘技に没頭。プロとして武器にするグラップリングと打撃の両方を磨き、2024年2月にONEデビューを果たすと、3試合連続フィニッシュ勝利 という衝撃的なスタートを切った。
一度は2024年9月に判定負けを喫したものの、そこから再び勢いを取り戻し、ボラット・ザマンベコフ、バルミール・ガリエフ、ホビソン・ジ・オリベイラを相手に次々とフィニッシュ勝利。2025年7月には、元DEEPフライ級王者・和田竜光をユナニマス判定で下し、キャリア最大の勝利をつかんだ。
この和田戦での完勝が評価され、ホルミルザエフは 6桁契約(six-figure contract) を獲得し、ONE本戦ロースター入りを果たした。そして2025年11月、ONE Fight Night 37 では、南アフリカの無敗ファイター、ウィリー “ホワイトライオン” ファン・ローエンと激突。序盤からプレッシャーをかけ続け、スクランブルの中で一瞬の隙を見逃さず、1R 3:52 アームバー でのフィニッシュを決め、その評価を決定的なものにした。
14勝2敗、うち 13フィニッシュ=驚異の93%フィニッシュ率。24歳という若さながら、すでにフライ級の“最も危険な若手”の一人と評される存在へと成長している。
アグレッシブな圧力、試合を終わらせる力、逆境からの復活力——ホルミルザエフは、ONEフライ級MMAのトップ戦線でタイトル戦線への突入を狙っている。
ONEチャンピオンシップでの戦績
大会別結果
| 結果 | Sport | — | ラウンド | — | 対戦相手 | 対戦相手とイベント | 国 | 日付 | 大会 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
WIN
総合格闘技
TKO
TKO
2R (4:53)
|
総合格闘技 |
TKO
2R (4:53)
|
2R (4:53) |
|
ジェレミー・ミアドフィリピン
|
フィリピン |
ONE Fight Night 38 |
|||||
|
WIN
総合格闘技
サブミッション
サブミッション
1R (3:52)
|
総合格闘技 |
サブミッション
1R (3:52)
|
1R (3:52) |
|
ウィリー・ファン・ローエン南アフリカ
|
南アフリカ |
ONE Fight Night 37 |
|||||
|
WIN
総合格闘技
ユナニマス判定
ユナニマス判定
3R (5:00)
|
総合格闘技 |
ユナニマス判定
3R (5:00)
|
3R (5:00) |
|
和田竜光日本
|
日本 |
ONE Friday Fights 116 |
|||||
|
WIN
総合格闘技
TKO
TKO
2R (3:44)
|
総合格闘技 |
TKO
2R (3:44)
|
2R (3:44) |
|
ホビソン・ジ・オリベイラブラジル
|
ブラジル |
ONE Friday Fights 107 |
|||||
|
WIN
総合格闘技
サブミッション
サブミッション
1R (1:31)
|
総合格闘技 |
サブミッション
1R (1:31)
|
1R (1:31) |
|
ボラット・ザマンベコフカザフスタン
|
カザフスタン |
ONE Friday Fights 98 |
|||||
|
WIN
総合格闘技
サブミッション
サブミッション
2R (1:32)
|
総合格闘技 |
サブミッション
2R (1:32)
|
2R (1:32) |
|
バルミール・ガリエフロシア
|
ロシア |
ONE Friday Fights 90 |
|||||