ONEライト級世界王座を奪還した青木真也―初防衛戦は5月17日シンガポール大会を予定

Former ONE Lightweight World Champion Shinya Aoki stands in the Circle

2019年3月31日に東京·両国国技館で開催されたONE初の日本大会「ONE:A NEW ERA-新時代」で、ONEライト級世界王座をエドゥアルド·フォラヤンから奪還した青木真也。早くも初防衛戦が、5月17日にシンガポールで開催される「ONE:ENTER THE DRAGON」に決定した。

 同大会は、既にメインマッチの他6試合が予定されている。その中でも最注目の試合が、青木真也とクリスチャン·リーのONEライト級世界タイトルマッチだ。同大会では他に、日本大会で火蓋が切られたONEフライ級と同ライト級ワールドGPや、セージ·ノースカットのONEデビュー戦が行なわれる。

 日本大会では、青木真也がフォラヤンを相手に、1Rで肩固めを極め、劇的勝利を飾った。本来なら、青木の挑戦者は、現在行なわれているライト級ワールドGPの優勝者になるべきだろう。しかし、優勝者が決まるのは、今年の下半期である。青木真也は、それまで待つつもりはない。

 日本大会の試合後に行なわれた記者会見で、青木真也は次の対戦相手にクリスチャン·リーを指名し、チャトリ·シットヨートンCEOがそれを承認した。また、クリスチャン·リーも、青木の指名を受け入れた。

 クリスチャン·リーは青木真也と同じシンガポールのメガジムであるイヴォルブMMA所属の選手。つまり、彼らは練習仲間だ。そして、リーは、フェザー級の選手なので、一階級上げてのチャンレンジとなる。しかし、彼の実力を考えれば、リーがライト級のベルトに挑戦することを反対する者はいないだろう。

 リーは現在2連勝中。100%の状態に仕上げ、ライト級のデビュー戦で格闘技界のレジェンドである青木真也が持つタイトルを狙う。舞台は、地元シンガポールだ。同大会では、ライト級GPの準決勝も予定されている。

 また、「ONE:ENTER THE DRAGON」からは、ONEムエタイフェザー級ワールドGPがスタートする。カードはまだ未定だが、既に出場する全8選手が発表になっている。出場者は、ジョルジオ·ペトロシアン(イタリア)、サミー·サナ(フランス)、アンディ·サワー(オランダ)、エンリコ·ケール(ドイツ)、ジャバル·アスケロフ(ロシア)、そしてムエタイの母国タイからヨードセングライ·IWE·フェアテックスとソーグラオペッチインディーアカデミーだ。

 また、複数回に渡って空手の世界王者に君臨してきたセージ·ノースカットのONEデビュー戦も目が離せない。ノースカットは昨年12月にONEと正式契約し、数ヶ月待った末の待望の試合となる。対戦相手は、北米のムエタイ団体ライオン·ファイトで王者に輝いたコズモ·アレッシャンドリだ。

 様々なルール·階級で注目の試合が組まれているONEシンガポール大会「ONE:ENTER THE DRAGON」。激戦は必至だ。

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